ニートをしていても、いつかは働かないといけない時がやってきますよね。
しかし求人票を見ると、どれもブラックな香り。長く働ける会社とは思えない。
求人票に「明るく元気な職場です!」とガッツポーズしてる社員が写ってると、「このノリ、絶対無理!」と拒絶反応すら出てきます。
「ニートにはブラック企業しかないのか…」と落ち込む人もいるんじゃないでしょうか。
とはいえ、このままだとお金はなくなるし、親の目も気になる。何より就職した友人に引け目ばかり感じてツライ……。
もし就職してニートを脱出したいなら、就職活動は避けて通れない道です。
しかし予備知識のないまま就職活動すると、ニートは高い確率でブラック企業につかまってしまいます。
特にハローワークや転職サイトを使って自分だけで就職活動するのは危険です。
ニートが一般の転職者と同じ土俵で戦ってはいけません。ニートにはニートなりの戦い方があります。
ブラック企業を避けてホワイト企業への就職を成功させたいなら、ニートの就活法を知っておきましょう。
ニートの就活のやり方と、ニートが就活で気をつけたいポイントを解説しますね。
目次
ニートはブラック企業につかまりやすい
ニートの中にはブラック企業に就職してしまい、すぐ会社を辞めてニートに逆戻りする人が結構います。
しかし転職と退職を繰り返すと企業から良いイメージは持たれません。
やがて「根気のない人」というレッテルを貼られ、面接も受かりにくくなります。
ついには正社員の就職が難しくなり、派遣や非正規雇用へ。
どんどん収入が下がる負のスパイラルに陥ってしまうんですね。
なぜブラック企業につかまりやすいかというと、ニートは会社の仕組みがよく分かっていないからです。
ここでニートの定義を見てみましょう。
そもそもニートとは「15歳から34歳までの働いていない、学校に通っていない、家事をしない人」のことです。
似たような境遇で「既卒」や「第二新卒」と呼ばれる人もいます。
ポイント
- 既卒・・・学校を卒業して一度も就職したことのない人
- 第二新卒・・・一度就職してから1、2年以内に辞めた人
ニート・既卒・第二新卒は社会人経験が少ないので、会社がどういうものなのか具体的なイメージを持っていません。
そのため、具体的な仕事内容を想像しながら就職活動をするのが難しいんですね。
仕事内容が想像できないと、企業の判断を見誤ります。
一般的な転職者なら「この会社は給料はいいけどなんかヤバそうだ」と勘が働くのですが、社会人経験がないニートはこの「ヤバそう」な空気を察知できません。
結果、「給料が高そう」や「仕事がラクそう」だけで判断してしまい、ブラック企業につかまってしまうんです。
特に学生時代の就活で企業研究をしてこなかった人は要注意ですよ。
ハローワークや転職サイトを使わない方がいい理由
就活というとハローワークに通ったり、転職サイトの登録から始める人が多いんじゃないでしょうか。
しかしニートの就活では、ハローワークや転職サイトをメインで使うのはおすすめしません。
使ってもいいですが、参考程度にとどめておくのがいいと思います。
というのも、ハローワークや転職サイトでは就活に失敗しやすいからなんですね。
ハローワークは無料で求人を出せるので、お金のない企業もたくさん求人を載せています。
そのため「安い給料でこき使おう」と考えるブラック企業の比率が高まるんです。
なかには離職率が高いため、年中求人を出している企業もあります。
企業を見る目が育っていないニートは、こういったブラック企業につかまる確率が上がるでしょう。
それに自分が何の仕事に向いてるか分からないニートは、ホワイト企業を探し当てられないですしね。
じゃあリクナビNEXTなどの転職サイトならいいのかというと、確かにブラック企業自体は減ります。
ハローワークと違い、転職サイトは求人を出すのにお金がかかるので、人材にお金をかける企業が多いからです。
しかし転職サイトを利用する多くは社会人経験者なので、ニートはどうしても不利になります。
転職サイトはライバルが強くて、ニートが勝ちにくい環境があるんですね。
関連記事無職が登録すべき転職サイト9選!無職の上手な転職サイト活用術
ライバルに勝つには職務経歴書や面接で自分をアピールしないといけません。
でもニートはスキルや経験で劣るから、ライバルに負けてしまうんです。
就活を成功させたいなら、一般の転職者と同じ土俵で戦わないことが大事です。
ニートはニートでも勝てるやり方で就活をしましょう。
ニートでも勝てる就活のやり方
ニートが就活で成功するには、ニート向けの就職エージェントを使うのが近道です。
転職エージェントというとハイクラスのエリートが使うイメージがありますが、実はニート向けの転職エージェントもたくさんあるんです。
登録すれば専任のアドバイザーがあなたの就職を手取り足取りサポートしてくれます。
あなたに向いている求人を紹介してくれ、面接や履歴書作成の手助けもしてくれます。
企業の内情も教えてくれるから、ブラック企業を避けることもできます。
登録は無料。利用者に一切料金はかかりません。
「こんな自分にサポートしてくれるの?」と思うかもしれませんが、ニートだからって気後れする必要はありません。
最近はどこの企業も人手不足なので、ニートも即戦力として扱われます。要はやる気次第。
特に20代のニート・既卒・第二新卒は貴重な若い人材として重宝されているんですよ。
ニートからホワイト企業へ就職したいなら、ぜひニート向けの転職エージェントを活用しましょう。
ニート向けの転職エージェントは↓こちらの記事でまとめてますので、参考にしてください。
-
無職・ニート向け転職エージェントまとめ【未経験者歓迎】
転職エージェントといえば「スキルや経験のある人が利用するサービス」と考えている人が多いのではないでしょうか。 しかし人手不足の今では、無職・ニート・フリーターでも利用できる転職エージェントが増えていま ...
続きを見る
ニート向けのおすすめ転職エージェント
ニート向けの転職エージェントの中でもおすすめなのが就職カレッジです。
就職カレッジはニート・既卒・第二新卒に向けた無料就活講座を実施していることで有名な就職エージェントです。
テレビや雑誌で紹介されることも多いので、聞いたことある人もいるかもしれませんね。
就職カレッジに無料登録すると、オンラインの無料就活講座を受けられます。
講座では会社の選び方から面接まで、就活が初めての人がつまづくポイントを丁寧に指導してくれます。
なかでも「自己分析&自己PR講座」は、自分に自信のない人にとっては非常に役立つんじゃないでしょうか。
何の経歴もないニートでも、自分を知れば面接でアピールできるポイントが見えてきますよ。
また、社会人経験のないニートにとっては、入社後の生活も不安なもの。
就活講座では入社してからも馴染めるよう、入社後の振る舞い方についてもみっちり教えてくれます。
ニートからの就職は中途採用扱いになるため、新卒のような丁寧な新人研修はほとんどありません。
とはいえいきなり現場に放り出されるのは怖いですよね。
そんなときにもこの講座で学んだことが役立ちます。
特に「人間関係の作り方講座」は、コミュ力に自信のないニートにとっては参考になるんじゃないでしょうか。
就職カレッジには、社会人経験のないニートがすんなり社会へ出られる仕組みがあるんです。
さらに、就職カレッジが紹介してくれるのは厳選されたホワイト企業の求人ばかり。
外食・投資用不動産・アミューズメントなど離職率の高い業界は紹介されません。
よって、最初からブラック企業を排除した就職活動ができるんです。
職場環境の良い会社に入れるから、就職カレッジを利用した人の就職定着率は92.1%にも上ります。
こういったサービスをすべて無料で受けられるのだから、利用しない手はないですよね。
ニート向けの転職エージェントの多くは20代が対象なのですが、就職カレッジは35歳までを対象にしています。
20代・30代前半のニートで「絶対ホワイト企業に就職したい!」という人は、まず無料就活講座を受けてみましょう。
ニートでもホワイト企業に就職できる
ニートだからといって「ブラック企業ばかり」というわけではありません。
転職エージェントを使えば優良なホワイト企業も紹介してもらえます。
特にあなたが20代や30代前半ならなおさらです。
正直なところ、40代になってしまうとニートがいきなり正社員になるのは厳しいです。
しかし、20代・30代が正社員として就職するのはそんなに難しくありません。
一昔前の就職難の時代と違い、今は人手不足の時代。
企業は若い人材なら「未経験でも雇いたい」というのが本音です。
関連記事職歴なし・社会人経験なしの20代後半が正社員として就職する方法
ここで就職を決めないと、いつまた不景気になって就職できなくなるかもしれません。
そうなると、高齢ニート一直線です。それだけは避けたいですよね。
時代の追い風が吹いている今、ニートを脱出したいなら少しでも早く動き出しましょう。
そのためにはニート向けの転職エージェントをうまく活用してくださいね。