適応障害で退職した当事者だから語れる本音［メンタルヘルスシリーズ］

僕は職場の人間関係が原因で適応障害になり、勤めていた会社を退職しました。

執拗に人格否定してくるお局たち、まったく融通の利かない上司、自分の適性に合ってない仕事……。

会社勤めしていたときは、毎日が嫌で嫌でしかたなかったです。

自分でも心の状態がおかしいと感じていたので、心療内科に通いながら精神薬を飲み、なんとか乗り切ってました。

2年間は勤務しましたが、心の状態はボロボロでこれ以上は耐えられなかったので、38歳で退職しました。

関連記事僕が40歳手前で退職した理由

退職してからは適応障害もすっかり治り、薬を飲まなくても大丈夫になりました。ま、無職にはなりましたけどね……。

心の健康を取り戻した今、当時の記憶を振り返りながら書いたのがこのメンタルヘルスシリーズです。

「メンタルヘルスシリーズ」では全5回にわたって、メンタルを病んでいたときの僕の心の内側を書いています。

そして最終的には「メンタルの不調から抜け出す唯一の解決策」について、僕なりの見解をまとめています。

ブログの読者の中には現在進行形でメンタルの不調に悩まされている人もいるでしょう。

僕は専門家ではないので医学の知識などはありません。

ただ、専門家よりも当事者が語る本音の方が、悩んでいる人の心に響くこともあるんじゃないでしょうか。

実際、この「メンタルヘルスシリーズ」のコメント欄には、現在進行形で苦しんでいる人から共感のコメントをたくさんいただいています。

うつ病、適応障害、自律神経失調症、統合失調症など、症状も悩みもさまざまですが、感じ取ってもらえるものがあるんだと思います。

記事の中で書いていることはあくまで素人の意見ですが、現状から抜け出すヒントになるかもしれません。

この「メンタルヘルスシリーズ」が少しでも誰かの心に寄り添うことができれば幸いです。

メンタルヘルスシリーズ目次

「メンタルヘルスシリーズ」では、僕が適応障害になったときの体験を元に、全5回でうつ病などメンタルの病について語ります。

専門的な意見ではなく、一人の当事者の気持ちとして参考にしてください。

第1回　心療内科に通うタイミング

誰でも初めて心療内科に通うときは躊躇するものです。

そこで、心療内科に行った方がいいタイミングと、実際にどんな治療を行うのかについてお話します。

第2回　うつ病とうつ状態の違い

メンタルが弱っていてもすぐにうつ病になるわけではありません。僕がなったのは「うつ病」ではなく「うつ状態」でした。

「うつ病」と「うつ状態」の違いについてお話します。

第3回　適応障害の体験談

僕が適応障害になったときの体験談をお話します。

職場でミスばかりしてしまう人の心の中ではどのようなことが起こっているのかを形にしてみました。

第4回　抗うつ薬の効き目

抗うつ薬を飲んでも効いているのか効いていないのか、いまいち実感が持てない人は多いのではないでしょうか。

実際に僕が飲んでいた薬と、それを飲んでどのように変わったかをお話します。

第5回　メンタルの症状の解決策

メンタルの病はさまざまですが、僕と同じような症状の場合、どのように解決すればいいかをお話します。

できる解決策は一つ。これができれば生きやすくなります。