一生懸命仕事しているのに、全然会社から評価されないと感じたことはありませんか?
僕もサラリーマンしていた頃は、やってる仕事のわりに給料が低くてモヤモヤしていました。
評価されないことへの不満
「成果を上げているのに、査定は低いまま……」
「好き嫌いで人事考課してるんじゃないの?」
「そもそも同期と比べて給料が安すぎる!」
ちゃんとやっているのに評価が低いままだと、やる気もなくなってしまいますよね。
実際、日本の会社では能力やスキル以外で評価されることも多いです。
理不尽だけど、これが現実なのです。
じゃあ、会社はどういう部分であなたを評価しているのか?
僕も一時期人事考課をやっていた経験があるので、上司と部下の両方の視点から解説したいと思います。
また、客観的にあなたの本当の価値を調べる方法も教えますね。
残念ながら会社は好き嫌いで判断もする
身もふたもない話ですが、会社の査定はある程度好き嫌いも反映されます。
好き嫌いというか、上司の主観ですね。
上司も人間だから機械的に人を判断できないし、どうしても主観が入りこんでしまうのです。
僕が「正当な評価をされていない」と感じていたとき、上司から「君は見せ方が下手だ。アピール力が足りないよ」と言われました。
当時の僕はそれなりにテキパキ仕事をこなしていたんですが、報連相が苦手だったんです。
いちいち「これをやりました!」「これもやっときました!」とアピールするのって、ゴマをすっているようで嫌だったんですね。
スキルはあってもコミュニケーション力が乏しかったのです。
なんていうか、「見えないところで努力したい」みたいな美学も持ってましたし。
でも、見えないところで努力しても、上司には見えないんですよね。
せっかく成し遂げたことでも、アピールしていないとやってないのと一緒。
結局、うまくアピールできる人の方が評価されるのです。
会社では上司とのコミュニケーション力が評価を左右するんだなぁ、と痛感しました。
スキルも大事だけど、そういう「人間力」みたいなものが重要だったりするんですね。
評価したくてもできない上司側の事情
僕は部下の人事考課をやっていた経験もあるんですが、正当な評価をしたくてもできない上司側の事情もあるんですよ。
会社の制度上、まともな評価ができないこともあるのです。
人事考課って相対評価で、誰かの評価を上げたら誰かの評価を下げないといけません。
だって、誰もかれも高評価で給料を上げてたら、支払う原資がなくなっちゃいますからね。
仕事のできる人でも、優秀な部署では評価が下がることもあるわけです。
また、人事考課は直属の上司が評価を出し(一次考課)、さらに上の上司がそれをチェックします(二次考課)。
ここで直属の上司が出した評価を、上の上司が覆すこともあります。
せっかく一次考課で高い評価を得ても、二次考課で下げられたりするんです。
全体のバランスのために仕方ないとはいえ、現場を知らない上の意向が優先されるんですよ。
さらに、考課シートの点数を計算すると、どう頑張っても給料が上がらない計算式になっている会社もあります。
僕が勤めていた会社がそのクチでした。
だって、微々たる額しか考課のポイントが給料に反映されないんですもん。。
↑人事考課シートのポイント制度
ポイントが給料に反映される率が低すぎたり、計算式がブラックボックスになっている会社も多いんじゃないでしょうか。
こうなると、評価されないのはあなたではなく会社の問題です。
こういう会社ではいつまでたっても報われません。
一度、あなたの会社の人事制度をチェックしてみてください。
もし、いくら頑張っても評価されない仕組みになっているなら、思い切って転職や独立を考えるのもいいでしょう。
自分の本当の市場価値を調べるには
転職や独立をするといっても、「自分なんかにできるのか?」と不安になりますよね。
転職や独立をするときの不安
「大したスキルもないし、年齢もだいぶいってるし……」
しかし、できないと感じているのは自分の思い込みかもしれません。
まずは自分の市場価値を客観的に調べてみましょう。
ひょっとするとあなたが評価されないのは今の会社の中だけで、外ではもてはやされる人材なのかもしれませんよ。
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専門的なスキルで査定されるから、正確な評価が期待できますね。
こうやって調べた僕の想定年収は571万円でした。
前の会社の年収が300万円だったことを考えると、随分過小評価されていたのが分かりますね……。
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オファーをくれた企業は、あなたを正当に評価してくれる確率が高いです。
今の会社で正当な評価をされずに悩んでいるのなら、外にも目を向けてみてるといいのではないでしょうか。
外の世界は広いです。今いる会社だけが全てではありません。
まずは、世間一般であなたがどんな評価をされているか、客観的な市場価値を調べてみるといいでしょう。