無職になり収入がなくなると、生活費を切り詰める必要がありますよね。
セコセコと食費を切り詰めてもいいですが、それではストレスが増すばかり。
それよりも真っ先に手をつけてほしいのが、携帯料金の見直しです。
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を使っている人なら、携帯代に月7,000~8,000円使ってる人もいるでしょう。
これを格安スマホに乗り換えるだけで、携帯代は月2,000~3,000円になります。
一度変更すればずっと月5,000円ほどの節約になるんですからね。やらない手はないでしょう。
とはいえ格安スマホってよく分からないし、「手続きが面倒くさそう」と思っていませんか?
そこでこの記事では、格安スマホの乗り換え方から業者の選び方まで、超分かりやすく解説します。
手順通りに行えば、格安スマホへの乗り換えは全然難しくありません。
携帯代をバッサリとカットして、豊かな無職生活を送りましょう!
目次
格安スマホを簡単に説明します
まずは格安スマホをめちゃくちゃ簡単に説明しますね。
格安スマホに「貧乏な人が使ってそうで格好悪い」というイメージを持ってるかもしれませんが、それは間違いです。
アンケートでは「年収が高い人ほど格安スマホへの乗り換えに積極的」というデータが出ています。
世帯年収別で見ると、年収400万円未満での32.9%に対し800~1,200万円のユーザーは45.7%が知っていると回答。年収が高い層ほど格安SIMの価格メリットを理解しているという結果となっている。
これは高収入な人の方がITリテラシーが高く、格安スマホのメリットをよく理解しているためです。
つまり、いまだに高額な大手キャリアのスマホを使っているのは「情弱の証明」のようなものなんですね。
「よく分からないし面倒くさい」なんて言ってないで、格安スマホについてまずは勉強しましょう。
とにかく分かりやすく説明するので、ついてきてください。
格安スマホは正式には「格安SIM」のことで、格安SIMを提供する事業者のことを「MVNO」と言います。
MVNOはドコモ・au・ソフトバンクから通信設備を借りて電波事業を営んでいます。
自前で設備を持たない分、大手キャリアより安い料金でサービスが提供できるんですね。
格安スマホへの乗り換え方は簡単です。
携帯にはSIMカードというのが入っていて、これを格安スマホのSIMカードに交換するだけ。
電話番号も変わりません。もし端末を新しくしたいなら、機種変更と同じ要領で乗り換え時に購入します。
これだけで月7,000~8,000円かかっていた携帯料金が月2,000~3,000円になるんだから、やらない手はないですよね!?
加えて格安スマホは料金プランがシンプルなのもメリット。
大手のキャリアは料金体系が複雑で、無駄に大容量プランを申し込まされてたりするのですが、格安スマホは単純に通信容量が少ないほど値段が安くなります。
「スマホはネット閲覧やLINEをするぐらい」という人なら、料金を2,000円以下に抑えることも可能です。
格安スマホのデメリット
「格安スマホが安いのは知ってるけど、安いだけに品質が悪いのでは?」と心配している人は多いでしょう。
確かに格安スマホには、次のようなデメリットもあります。
格安スマホのデメリット
- お昼休みや夜間は通信速度が遅くなりがち
- 店舗が少なく、対面でのサポートが受けにくい
- 購入できる端末が限られる
- キャリアメールが使えない
- 通話料金が大手キャリアより高い
- クレジットカード決済が多い
とはいえ、これらのデメリットは使い方次第でいくらでも解決できます。
お昼休みや夜間は通信速度が遅くなりがち
格安スマホは大手キャリアの回線を借りているため、昼休みや夜間など多くの人が使う時間帯は通信速度が遅くなりがちです。
とはいえ支障があるのは動画の閲覧ぐらいで、LINEやネット閲覧程度だと体感ではほとんど遅さを感じません。
ましてや家でWiFi接続しているなら、スマホの速度が気になることはほぼないでしょう。
店舗が少なく、対面でのサポートが受けにくい
格安スマホはネットでのサービスが基本です。人件費を削っている分だけ料金が安く済んでいます。
「店舗がないのは不安」といっても、そもそも大手キャリアでも対面サポートを受ける機会はめったにありません。
操作が分からなくて携帯ショップへ行くことって、ほとんどないでしょう?
もし「対面で相談できないのが不安」というのなら、ワイモバイルかUQモバイルを選ぶといいでしょう。
これらは大手キャリアのサブブランドなので、ソフトバンクとauのショップで取り扱っており、対面で契約や相談をすることが可能です。
購入できる端末が限られる
格安スマホで取り扱ってるのは、性能がそこそこで価格の安いミドルレンジクラスの端末です。
最新機種やハイスペックモデルが欲しい人は、大手キャリアで契約するか自前で端末を用意する必要があります。
とはいえミドルレンジクラスでも、普段使う分には十分な機能が備わっています。
また、iPhoneならほぼすべての機種が格安SIMに対応しているので、家電量販店や中古ショップで購入して格安SIMを挿すのでもいいでしょう。
キャリアメールが使えない
キャリアメールとは「@docomo.co.jp」や「@softbank.jp」などのガラケー時代のメールアドレスのことです。
格安スマホではこれらのキャリアメールが使えなくなります。
とはいえ今ではGmailやYahooメールなどのフリーメールを使うのが主流ですし、LINEで連絡を取ることの方が多いでしょう。
キャリアメールはもはや旧時代の遺物なので、早く切り捨てた方がいいと思います。
むしろ今どきキャリアメールを使ってたら、バカにされますよ……。
通話料金が大手キャリアより高い
格安スマホは通信料金が大手より安くなりますが、通話代は大手キャリアよりも高いです。
大手キャリアでは同じ携帯会社間で通話料無料だったりかけ放題プランがあるのに対し、格安スマホは20円/30秒がほとんどです。
とはいえ、今ではLINEで無料通話するから「電話は使わない」という人が多いでしょう。
電話をほとんど使わないなら、気にしなくてもいいと思います。
クレジットカード決済が多い
無職の人は、クレジットカードを持ってない人もいるでしょう。
なので、無職の人はこの点だけは気をつけた方がいいと思います。
格安スマホはクレジットカード払いのところがほとんどです。
口座振替やデビットカードで支払えるところもありますが、申込に時間がかかったり手数料がかかることもあります。
↓こちらでは無職でもクレジットカードを持つ方法を紹介してるので、気になる人はチェックしてみてください。
関連記事無職がクレジットカードを作るには 無職でも審査に通る方法
迷ったらワイモバイルかUQモバイルにするのが無難
格安スマホの業者はたくさんあるので、どこにするか迷いますよね。
「選ぶのが面倒くさい」「どこにすればいいか分からない」というのなら、とりあえずワイモバイルかUQモバイルにするのが無難です。
ワイモバイルとUQモバイルは厳密には格安SIM(MVNO)ではありませんが、大手キャリアよりは料金を下げられます。
ワイモバイルはソフトバンク、UQモバイルはauのサブブランドに当たるので、強力な自社回線を使ってるのがメリット。
そのため、回線の早さでは他の格安SIMを圧倒しています。
他の格安SIMより料金は少し高くなるのですが、全国にショップがあっていざというとき聞きに行けるのも安心です。
「格安スマホにして後悔したくない」という人は、とりあえずこの2つから選んでおけば間違いないでしょう。
ワイモバイル(Y!mobile)
ワイモバイル(Y!mobile)はソフトバンクのサブブランドです。
自社のソフトバンク回線を使っているため、回線の速さでは他社より抜きんでています。
利用者満足度が高く、利用者が急増中。
そんなワイモバイルに乗り換えるなら、公式のワイモバイルオンラインストアがおすすめです。
契約に応じてPayPayポイントやPayPayギフトカードがもらえる特典があるので、ワイモバイルへの乗り換えはここから行うといいでしょう。
UQモバイル
UQモバイルはauのサブブランドです。
auのスマホを使ってるならそのまま移行ができます。
au回線を使っているため、通信速度の安定性も抜群。利用者の満足度も高いです。
UQオンラインショップから乗り換えをすれば、最大10,000円相当のau PAY残高還元も受けられます(SIMのみ契約で増量オプションⅡに加入の方)。
UQモバイルへの乗り換えは、UQオンラインショップから行うといいでしょう。
もっと料金を下げたいならmineo
ワイモバイルとUQモバイルは大手のサブブランドなので、料金を下げられてもせいぜい2,000円ぐらいまでです。
これをもっと1,000円~2,000円ぐらいまで下げたいなら、一般的な格安SIM(MVNO)を使いましょう。
ただ、格安SIMは業者がたくさんあって、どこに乗り換えればいいか分からないかもしれません。
主な格安SIM
一つずつ調べるのが面倒なら、mineo(マイネオ)を選ぶのが確実です。
端末をそのまま使う場合、契約していたキャリアの回線に対応した格安SIMを使わないといけないのですが、mineoはドコモ・au・ソフトバンク全ての回線が使えるので、対応機種ならSIMロック解除をしなくてもそのまま今の端末が使えます。
また回線の速さにおいても、mineo(マイネオ)は他の格安SIMより満足度が高いという結果が出ています。
逆にそれ以外の格安SIMでは「回線が遅い」という声が多くなります。
なので格安SIMを選ぶなら、mineo(マイネオ)を第一候補に考えるといいでしょう。
mineo(マイネオ)
mineo(マイネオ)は満足度調査で何度もNo.1に選ばれている、利用者満足度の高い格安SIMです。
音声通話+データ通信のプランで、データ容量5Gまでなら月1,518円に抑えられます。
余ったデータは家族や友人と分け合える「パケットギフト」「パケットシェア」が特徴。
「料金の安さ」「速度の速さ」「乗り換えの手軽さ」と3拍子そろった、とても優秀な格安SIMです。
乗り換えるなら、まず最初に検討するのがいいでしょう。
格安スマホへの乗り換え手順
格安スマホへの乗り換えは簡単です。
乗り換えは次の手順で行います。
格安スマホへの乗り換え手順
- SIMロックを解除する
- MNP予約番号を取得する
- ネットから手続きをする
- 郵送でSIMが届く
- 端末の設定をする
まずはSIMロックの解除です。
SIMロックとは他社の回線が利用できないように端末にかけられたロックのことです。
格安スマホへ変更するには、これを解除します。解除方法は↓こちらを参照してください。
SIMロック解除手順
次にMNP予約番号を取得します。
MNP予約番号とは、携帯会社を乗り換えるときに必要な10桁の数字のことです。
MNP予約番号を取得することで、電話番号を変更せずとも他社へ乗り換えられるようになります。
携帯各社のMNP予約番号取得方法は↓こちらを見てください(解約させないようにする宣伝の先に載ってますw)。
MNP予約番号の取得方法
ここまでできたら、あとは乗り換え先の格安スマホ業者での手続きになります。
各社のホームページから申し込みをしましょう。
手続きが完了したら郵送でSIMカードが届くので、説明書を見ながら端末の設定をすれば完了です。
この乗り換え作業をやるだけで、スマホ代がグンと安くなるんですからね。
たとえば月5,000円安くなったとしたら、年間6万円の節約になります! この差は大きいですよ。
生活費を節約するなら、まずは格安スマホへの乗り換えから行いましょう。
そして少しでも生活にゆとりを生み出してくださいね。
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