長らく無職をやっていると、「もう会社で働きたくない」という想いと「フリーランスでやっていけないかな?」という考えが浮かんでくるのではないでしょうか。
一生フリーで生きていけたら最高ですよね。
かくいう僕も、会社を辞めてからブログやYouTubeの収益で生活しており、もう7年以上フリーランスとしてやっています。
もちろん仕事は大変なこともあります。でも嫌な人間関係はないし、何をしても自由!
会社員と比べたら圧倒的に幸せだなと感じています。
とはいえ「スキルのない自分にフリーランスが務まるわけがない」とあきらめている人も多いでしょう。
自分の腕一本で生きていくなんて、よほど技術のある人しか無理な気がしますよね。
ところが今は、ネット上の個人間取引が活発になっているため、スキルなしでも稼いでいく方法はあるんです。
無職からフリーランスになるのは、あなたが思ってるよりも簡単なんですよ。
というわけで、無職からフリーランスになるには何をすればいいのかをお話します。
↓今回の内容は動画でも解説しています。
目次
フリーランスにも種類がある
一口にフリーランスと言っても、その形態はさまざまです。
フリーランスとは、企業と雇用関係を持たずに個人として仕事を請け負う働き方のことです。
会社に所属せず個人で働く人を、広い意味で「フリーランス」と呼びます。
なので、企業と業務委託契約を結んで働く人もいれば、個人でSNSなどから収益を得る人もいます。
ここでは、フリーランスとしての働き方の3つの形態を見ていきましょう。
業務委託契約を結ぶ
1つ目は、企業と業務委託契約を結ぶ形態です。
企業の仕事を取引先として受注する形ですね。一般的にフリーランスと言えば、このイメージが強いのではないでしょうか。
職種でいうと、プログラマー・デザイナー・マーケターといった専門職があげられます。
ただし企業から仕事を受注するためには、それなりのスキルや実績がないと始まりません。
なのでこの形態で働くなら、まずはプログラミングスクールなどに通って技術を身に着けないといけませんね。
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ただ、特別なスキルがなくても手掛けられる職種もあります。
たとえばウーバーイーツ配達員や、アマゾンの個人配送業(Amazon Flex)などです。
一見アルバイトのようですが、実は雇用契約を結んでおらず、アプリを介して仕事を受注する業務委託契約です。
これらは自転車や軽自動車さえあれば、誰でも簡単に始められます。
アプリを介して単発の仕事を請け負うこういった働き方は、ギグワークと呼ばれて注目を集めています。
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とはいえ業務委託契約での働き方は、なんだかんだ言って取引先企業に手綱を握られています。
単価や労働時間も相手企業次第となってしまうので、自由を求めてフリーランスになる人にとってはちょっと違うかもしれませんね。
クラウドソーシングを使う
2つ目は、クラウドソーシングを使う形態です。
クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事を発注したい人と受注したい人をマッチングする仕組みのことです。
クラウドソーシングサイトに登録したら、募集している案件に応募したり、発注者から直接仕事を受けたりします。
案件単位で仕事を受けるので、企業と委託契約を結ぶよりも自由度は高いです。
クラウドソーシングで募集している仕事は、プログラミングやシステム開発など専門的なものだけではありません。
ライティングやデータ入力といった誰でも可能な仕事もあります。
ただし、誰でもできる仕事は単価が安く、あまり稼げません。
クラウドソーシングで稼ぐなら、数多くの依頼をこなして評価を高め、指名されるワーカーになっていく必要があります。
関連記事無職・ニートがクラウドソーシングで稼ぐ方法【発注側から見た現実】
個人事業を始める
3つ目は、個人事業を始める形態です。
企業や取引先を相手にするのではなく、ネットを介して収入を得るのです。
たとえばブログを書いてアフィリエイトで広告収入を得たり、ユーチューバーとしてYouTubeから収益を得るのもそうです。
せどりなんかもこれにあたりますね。
個人事業のいいところは、収入が青天井に伸びることです。
業務委託やクラウドソーシングは取引先次第ですが、個人事業は自分次第でいくらでも収入を増やせます。
それこそ年収1000万円のフリーランサーになるのも夢ではありません。
また、アフィリエイトやYouTubeも特別な技能は必要ありません。
ブログの作り方や動画編集など最低限の知識は必要ですが、プログラミングやデザインなど特別な技術を使うわけではありません。
コツコツ努力すれば誰でもできるので、スキルゼロからフリーランスになるにはおすすめの形態でしょう。
スキルなしで仕事を獲得していくには
というわけで、フリーランスの仕事の中にもスキルなしでできるものはあります。
例をあげるとこんな感じです。
スキルなしでできる仕事
- ウーバーイーツ配達員
- アマゾンの個人配送業
- クラウドソーシングでのライティング
- アフィリエイト
- ユーチューバー
- せどり
ただ、取引先を相手にする仕事だと、どうしても単価は安くなります。
単価や条件を決めるのは相手なので、力のないフリーランサーは買いたたかれてしまうんですね。
これでは給料を会社に握られているサラリーマンと変わりません。
なのでやはりフリーランスをするなら、個人事業として自分のビジネスを持つのがベストです。
アフィリエイトやユーチューバー以外にも、ココナラやBASEを使えば自分のビジネスは作れますよ。
自分のビジネスを伸ばすには、SNSを使って集客チャネルを作ることです。
まず、Xやインスタグラムを使い、自分が手掛けるビジネスの話題をどんどん発信します。
たとえば恋愛相談のコンサルタントをやっているなら、恋愛に関する話題を発信してフォロワーを集めていくんです。
するとフォロワーの中からDMで相談してくる人が出てくるので、「よかったら有料の相談をどうぞ」と販売プラットフォームへ誘導します。
フォロワーはすでにあなたのファンなので、高単価でも買ってもらえます。
さらにSNSではアフィリエイト広告を導入して、集客チャネル自体を収益化します。
すると、集客チャネルで広告収入を得て、販売プラットフォームで販売収入を得るという、ダブルインカムの状態が作れるのです。
こうすると、業務委託やクラウドソーシングに頼るより、もっと高収入を目指せます。
自分の好きなことを軸に収益化するのも可能になってくるんですよ。
たとえ特別なスキルがなくてもフォロワーがいるので、スキルなしからの収益化が可能になります。
この「好きなことを仕事にする流れ」は↓こちらの記事で詳しく解説してるので、参考にしてください。
関連記事趣味や好きなことでお金を稼ぐのは思ってるほど難しくない
フリーランスと無職の違い
働きさえすれば、無職からは脱出できます。
無職とフリーランスに大きな違いはありません。
たとえ収入がなくとも、働いてさえいればフリーランスと名乗れます。
結局のところ、無職とフリーランスの違いって「働いてるか」と「開業届を出しているか」なんですよ。
「フリーランス」は働き方を表す言葉なので、働いてさえいればフリーランスと名乗れます。
そして開業届を出していれば、税法上「開業している」ということで個人事業主と名乗れます。
つまり、無職がフリーランスや個人事業主になるのはそれほど難しくないんです。
好きなことで食っていくため、一歩踏み出してみてはいかがでしょう。
これで「無職」と言うレッテルから解放されるんですから、試してみる価値はあるんじゃないでしょうか。
関連記事無職から個人事業主・自営業へ転身【開業届を出しました】
すべてを自分で決められる喜び
僕がフリーランス・個人事業主になってよかったことは、すべてを自分で決められることです。
会社に所属してると全てを会社に決められますよね。
どの部署で何の仕事をするか。誰と組むか。休日はいつか。給料はいくらか。
全てが会社次第で、雇われの身では意見をするのも限界があります。
しかし、フリーランスならすべてを自分で決められるわけですよ。
仕事を選べるし、いつ休むかも自由。嫌な相手と無理して付き合う必要もありません。
もちろん仕事ですから全て思い通りにはいきませんが、この「自分で決められる」のは何物にも代えがたい宝です。
この「自分で人生をコントロールしている」という感覚こそが、人生の幸福につながると思うんです。
というわけで、無職からフリーランスになるにはどうすればいいかを語ってきました。
フリーランスになるのは、あなたが思ってるよりも現実的な選択肢です。
スキルなしでも、方法によってはフリーランスになれるんですよ。
再就職もいいですが、フリーランスになる選択肢も一度考えてみてはいかがでしょうか。
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