僕は先日41歳の誕生日を迎えました。バカボンパパと同じ年齢です。
さすがに40歳の大台に乗ったときのような感慨はないですが、やっぱり誕生日になると年齢を意識します。
だって、子供のころに想像してた40代とは全然違いますから(笑)。
本当はもっと立派な大人になってるはずだったのに、すっかり社会からはみ出した大人になってしまいましたw
でも振り返ってみると、30歳になったときも同じようなことを考えてましたね。「想像してた30歳と違う!」って。
今から考えると、30歳ってちっとも大人じゃないです。むしろ「子供だったな」って思います。
アラサーでは理解できず、アラフォーになって気づいたことも多いですし。
とはいえ、「今、30歳に戻れたらもっとうまくやれるのに」と後悔しても仕方ないこと。人生にやり直しはありません。
そこで、40歳の自分が30歳だった自分に向けて「こうしておいた方がいいよ!」というアドバイスを書いてみたいと思います。
タイムマシンで過去の自分に語る感じで。
「アラフォー世代がアラサー世代に送るメッセージ」と受け取っていただければ幸いです。
30歳だった僕へのアドバイス
30歳だった自分へ送りたい言葉はたくさんありますが、項目別に「健康」「仕事」「お金」「恋愛」「人生・考え方」に分けてみました。
できたこと、できなかったこと。後悔と自賛を織り交ぜて、つらつらと書いてみますね。
健康
30歳と40歳で決定的に違うのが健康面。40歳になると疲れは取れないし、風邪を引いても治らないし、体質が変わっていくのを身に染みて感じます。
僕は元々やせ型で食べても太らない体質だったんですが、30代後半から一気に10キロ太ってしまいました。「自分は太らないから大丈夫」と油断してたツケが回ってきましたね(笑)。
30代で痩せている人も、40代になると代謝が悪くなり、太りやすくなります。30代の不摂生は40代になって表面化するんですよ!
やはり日頃からの運動は早めにしておくべき。僕も40歳になってようやくジムに通い始めました。
あと、歯科検診は定期的に受けた方がいいです。虫歯になるとお金も時間もかかります。僕は怠っていたので痛い目に遭いました。(>_<)
何より歯周病は万病の元なので、常にケアおくのが長寿の秘訣みたいですよ。
仕事
僕は37歳で初めて転職したんですが、やっぱり転職は若いうちがいいです。
歳をとると求人が少なくなるだけでなく、環境適応力もなくなりますから(汗)。
実際、僕は転職先に馴染めず2年で会社を辞めてしまいました。もし僕が若ければ、変なプライドがついてない分だけうまくやれていたのかもしれません。
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でも、僕はその後自分のやりたい仕事で独立できたので、結果的にはよかったと思っています。30代で培ってきたことが、40代で花開いた感じです。
大事なのは自分の軸を持つこと。
僕には「ものを作る」という軸があって、それが今のWeb制作やアフィリエイトの道へとつながってきました。
軸さえしっかりしておけば、仕事の形が変わっても対応できるので、歳をとっても大丈夫な気がしてます。
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お金
僕は独身なのでお金は自由に使っていますが、結婚してる人は大変ですよね。特に40代は住宅ローンや教育資金などで一番お金のかかるときです。
30代でやっておきたいのは、お金の知識を身に着けることだと思います。
この「知識の差」が40代以降の「貧富の差」に結びついてきます。
僕は30歳頃から株式投資を始めました。成績は芳しくありませんが、おかげで「知識」はかなり身に着きました。
そして自分のビジネスをやり始めてようやく「お金の本質」が分かってきた気がします。もちろんまだまだ勉強中なんですけど、「知識」に助けられている感じです。
30代に言いたいのは、「お金に関しては20代のようなアバウトな感覚でいてはダメ」ということ。
老後破綻や下流老人と言われている昨今、「お金の知識」は30代のうちに身に着けておくべき必須事項だと思います。
恋愛
今だ独身の僕が言うのもなんですが、恋愛は若いうちにしておいた方がいいです。
歳をとると人を好きになりにくくなるんですよ!
若いころのように直感で人を判断できなくなるんです。家族やら将来やら、いろんなことを計算して躊躇してしまうんですね。
「待っていれば素敵な人が現れる」なんてことはないですからね。待てば待つほど恋愛から遠ざかるのが現実です(笑)。
40歳になると勢いもなくなりますからね~。特に男子は性的な勢いも弱くなりますw
やっぱり恋愛は30代(20代?)のうちにやっとくべし。
【追記】
この記事を書いた2016年当時の僕はまだ独身だったのですが、その1年半後の2018年、42歳で結婚しました。
こんな僕でも人並みの幸せをつかめたのだから、人生は何が起こるか分かりません(笑)。
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人生・考え方
30歳の自分と40歳の自分を比べてみると、感情より理性の割合がぐんと上がった気がします。
これまで感情的に捉えていたことを理屈で捉えるようになった感じです。思考が現実的になったというのでしょうか。
これには一長一短があります。冷静に考えられるようになった反面、感情が動きにくくなったのも事実です。些細なことにも感動できるのは、若さの特権だったんでしょうね。
なので、感情を豊かに保つため、30代でも感動体験をたくさんするのは大事だと思います。
映画でも読書でもいいから、習慣化しておくぐらいがちょうどいいんじゃないでしょうか。
無感動な人生はつまらないですもんね。僕も気をつけたいと思います。
30歳は「おじさん」ではなく、まだまだ「子供」
こうして書いてみると「30歳ってめっちゃ若かったんだなぁ」って思います。40歳の今と比べると、30歳の自分なんてまだまだ子供ですわ(笑)。
だから、30歳で「もうおじさんだから」って言うのは早すぎますよ!
40歳になったらきっと「子供だったなぁ」って感じますから。
おそらく50歳の僕が今の僕を見たときもそう感じるんでしょうね。
要は何歳になっても子供だということです。やっぱり自分を決めつけないことが大事なんじゃないかなぁ。
そして、30代にやったことは40代につながってきます。これは仕事にしても恋愛や健康にしても、すべてにおいてそうです。
きっと20代の積み重ねが30代を作り、30代の積み重ねが40代を作るんでしょう。そうやって50代・60代とつながっていくんだと思います。
そんなわけで、僕から言わせればアラサーってめちゃめちゃ若いです。30歳で「人生終わった…orz」なんてのは、いくらなんでも早く決めつけすぎです。
ま、年老いてみないと分からないこともたくさんありますからね。僕も次の50代に向けて、40代をコツコツ積み重ねていこうと思う今日この頃でした。