働かなくてもお金が増える「マネーマシン」。これが作れたら最高ですよね。
自動でお金を生み出す夢のような装置を、誰しも作りたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
たとえば株の配当金や不動産の家賃収入は、資産がお金に変わる「マネーマシン」です。
お金がお金を生み、そのお金がまたお金を生む構造なので、あなたには寝ていても収入が入ります。
夢のような話と思われるかもしれませんが、マネーマシンは投資をすれば誰でも簡単に手に入れられます。
給料も上がらず、貯金しても全くお金が増えない中、マネーマシンがあると生活に余裕が生まれます。
「年金が少なすぎる」という老後の不安も払しょくされるでしょう。
というわけで、初心者でも簡単にできるマネーマシンの作り方を教えます。
難しい知識は必要ありません。きわめてまっとうなやり方で資産を増やせるので、少しでも収入を増やしたい人は参考にしてください。
↓今回の内容は動画でも解説しています。
目次
マネーマシンを作る前提条件
マネーマシンとは、お金を生み出す装置のことです。
かつては銀行預金がマネーマシンでした。1990年代までは金利が5%以上あったので、貯金さえしてれば勝手にお金が増えたんですね。
ところが今はマイナス金利。メガバンクの普通預金金利は0.001%で、100万円を1年間預けても利息は10円にしかなりません。
銀行預金で資産が増えない今では、投資をしないことには資産が増えないんです。
現代では株で運用することがマネーマシン作りの大前提になります。
とはいえ、初心者がいきなり個別企業の株を買うのはおすすめしません。
初心者が個別株に手を出しても、損してしまうのがオチだからです。
初心者は値動きに翻弄されてしまうので、つい高値で買って安値で手放しがちになるんですよね。。
マネーマシンを作りたいのなら、もっと堅実な投資をすべきです。
基本はインデックス投資、長期の積み立て、世界に分散投資の3つを念頭に置きましょう。
マネーマシン作りの基本
- インデックス投資をする
- 長期で積み立て投資をする
- 世界に分散投資をする
この3つの前提条件を詳しく見ていきます。
インデックス投資をする
インデックス投資というのは、個別の企業ではなく「株価の指数」に投資することです。日経平均やダウ平均といったものですね。
投資信託やETFでは、こういった指数に連動する商品を買うことができます。
インデックス投資は個別株と比べると地味です。
しかし、世界経済は緩やかにずっと右肩上がりを続けるので、その流れに乗れば着実に資産を増やせます。
マネーマシンではリスクを低く抑え、資産を減らさないことが肝心です。
大きな利益を狙わずに、インデックス投資で堅実に増やしていきましょう。
長期で積み立て投資をする
マネーマシンを作るときは一気に資金を投じるのではなく、長期で積み立て投資をしましょう。
「毎月3万円」などと決めたら、それをコツコツと続けていくことが大事です。
これも地味に思えますが、積み立て投資のすごいところはドルコスト平均法が働くことです。
たとえば投資信託を毎月3万円で積み立てていくと、基準価格の安いところではたくさんの口数が買え、高いところでは少ししか買えません。
こうするとトータルの買い値が低く抑えられるので、値上がり益が出やすくなるのです。
それに積み立て投資は買うタイミングで迷う必要がないので、投資経験の浅い初心者にも向いています。
マネーマシン作りでは積み立て投資を基本としましょう。
世界に分散投資をする
マネーマシンを作るなら、投資先は世界に分散投資が王道です。
「外国の株を買う」というとなんだかリスクが高い気がしますが、実は日本だけに投資してる方がリスクは高いんですよ。
あなたは日本の会社で働いて、日本円で給料をもらってますよね?
これは日本経済に労働力を集中投資しているという、非常に危うい状態です。
ご存じの通り日本はバブル崩壊から30年間、まったく成長していない国です。
実質賃金指数を見れば分かる通り、他の国は給料が上がり続けているのに日本だけが下がり続けています。
なのであなたが日本で働くなら、お金は日本以外で働いてもらうのがリスク分散になるのです。
世界に分散投資をして、世界経済の恩恵を享受しましょう。
マネーマシンを作るには、これら「インデックス投資」「長期で積み立て投資」「世界に分散投資」で年利4%を目指します。
年利4%というと少なく感じるかもしれませんが、長期で運用すれば複利の力が働き、将来的には資産が膨張していきます。
複利とは、利子にもまた利子がつくこと。投資信託では配当金を再投資することで、複利の力が生まれる。
この4%という数字はFIREの目標利回りとしても使われます。
種銭が作れたのなら、早期リタイアしてFIRE(経済的自立と早期退職)を目指すのもいいでしょう。
具体的なマネーマシンの作り方
では、いよいよ具体的にマネーマシンを作っていきます。
マネーマシン作りの基本が「インデックス投資」「長期で積み立て投資」「世界に分散投資」なのは分かりましたよね。
これらの条件を満たす商品はズバリ、投資信託です。
投資信託とは投資のプロがあなたの代わりに運用してくれる商品で、証券会社ではさまざまな種類の投資信託が売られています。
株式以外にも債券やREITに投資する商品もありますが、基本的には世界の株式に投資する商品でOKでしょう。
投資信託は100円から積み立てができ、世界中のインデックスに投資することができます。
とはいえ実際に投資をするとなると、何から始めたらいいのか迷いますよね。
投資初心者の疑問
「証券会社はどこがいいの?」
「どの投資信託を選べばいいの?」
「iDeCoやつみたてNISAを使った方がいいの?」
勉強することが多すぎて、「もう面倒くさいや」と頓挫する人も多いのではないでしょうか。
もしあなたがマネーマシンを作りたいのなら、選ぶのはこの一択でいいと思います。
マネーマシンの作り方
- 楽天証券のつみたてNISAでS&P500を買う
- 積立金は楽天カードからの引き落としでポイントを得る
- 楽天銀行と紐づけて、マネーブリッジで最大0.1%の金利を得る
- ポイント投資でSPUの+0.5倍も得る
投資はさまざまな情報が出回ってますが、僕はこの楽天証券をベースにした方法がベストな選択肢だと思います。
というのも、あらゆる証券会社の中でもお得度が際立った仕組みを作れるからです。
僕は以前このようなツイートをしました。
資産運用はいろんな情報が出回ってるけど、よく分からないなら
・楽天証券のつみたてNISAでS&P500を買う
・積立金は楽天カードからの引き落としでポイントを得る
・楽天銀行と紐づけて、マネーブリッジで0.1%の金利を得る
・SPUの+1倍も得るもうこれ一択でいいんじゃないのかな!?
— サンデー@専業アフィリエイター (@k_all_sunday) May 27, 2021
すると、多くの方から賛同の声をいただきました。
同じです😌
おすすめですね https://t.co/voUniLCZzQ— なぎ@ 🍣療養&リセット中 (@sakuyagi0620) May 27, 2021
自分だ('ω')ノ 思った以上に増えてる。 https://t.co/07UOq5rk2W
— クロネ@趣味ブロガー (@kuroneblog) May 27, 2021
このように、多くの人が同じ手法を使っていたのです!
実はこの「楽天証券+楽天カード+楽天銀行」を使った手法は、マネーリテラシーの高い人の多くが実践しています。
ほったらかしで資産を増やす堅実な仕組みが作れる、とても理にかなった方法だからです。
図で表すと↓このような形になります。
こうすれば銀行預金にも高い金利がつく上、楽天経済圏にどっぷり浸るので楽天ポイントがどんどん貯まっていきます。
まさにお金がお金を生むマネーマシン状態になるので、とりあえずこの仕組みを構築するだけでもやっておいた方がいいでしょう。
作ったあとはほったらかすだけで、自然と資産は増えていきますからね。
それでは、この楽天証券を使ったマネーマシンの作り方を詳しく解説します。
楽天証券のつみたてNISAでS&P500を買う
まずは、楽天証券のつみたてNISAでS&P500を買いましょう。
つみたてNISAとは、長期積立・分散投資をするための非課税制度のことです。税金が優遇されるお得な制度なんですね。
通常、銀行の預金や株・投資信託の利益には20%の税金がかかります。
たとえば10万円の利益には2万円が税金がかかるんですね。
ところがつみたてNISAなら、この20%の税金が非課税になります。
ポイント
- 銀行の預金や株・投資信託の利益・・・20%課税
- つみたてNISA・・・非課税
さらにつみたてNISAで扱う投資信託は、金融庁の基準をクリアした健全な商品のみとなっています。
変なぼったくり商品が混じってないので、初心者が安心して投資できるんですね。
そして購入する投資信託は、S&P500をおすすめします。
S&P500はアメリカの主要500社による株価指数です。
GAFA(Google、アップル、フェイスブック、アマゾン)といった世界的な巨大企業が入っていて、ここへの投資は世界経済のど真ん中への投資を意味します。
S&P500は基本的に右肩上がりで推移していて、2010年から2020年にかけては、10年で4倍になりました。
100万円投資してたら400万円になっていた、ということですね。
株というのは定期的に暴落するのが常ですが、ご覧のようにS&P500にはこれまで幾度の経済危機が起こっても、それを跳ねのけて上昇する底力があります。
なぜこんなに強いのかというと、アメリカは先進国で唯一人口が増えていく国だからです。
人口が増えていくと、世界中の優秀な人材が集まります。すると国の技術力や生産性が上がり、株価も上がります。
アメリカで世界的なIT企業が生まれるのもそのためです。今後も長期的に見れば、アメリカは経済成長を遂げていくでしょう。
なので「インデックス投資」「長期で積み立て投資」「世界に分散投資」をするのであれば、S&P500が最適解ということになります。
注意
ただし投資に「絶対」はありません。長期的に見れば上昇するアメリカ経済も、5~10年のスパンでは伸び悩む可能性もあります。
もしアメリカ以外の国へも分散投資しておきたいなら、グローバル(全世界型)の投資信託を選ぶといいでしょう。
楽天証券でつみたてNISAを開いたら、ファンドを選べますので「S&P500」と入れて検索しましょう。
S&P500の投資信託の中では、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)がおすすめです。
S&P500のファンドの中でも、管理費用(信託報酬含む)が0.0968%と超格安だからです。
長期の積み立てでは手数料はバカにならないので、できるだけ管理費用の安い投資信託を選びましょう。
積み立て注文すれば設定は完了です。あとは毎月自動で積み立てがされていきます。
積立金は楽天カードからの引き落としでポイントを得る
ここからが、楽天証券のお得さの真骨頂になります。
投資信託の積立金は証券口座から引き落とすのが一般的ですが、マネーマシン化させるなら楽天カード(または楽天キャッシュ)を引き落とし先にしましょう。
楽天証券は投資信託の積み立てが、楽天カードのクレジット決済(または楽天キャッシュ決済)でできます。
クレジット決済の利点は、店での決済と同じように100円につき最大1ptの楽天ポイントがつくことです。
たとえば3万円を積み立てると、毎月最大300ptがもらえるわけです。うれしいですよね。
(eMAXIS Slimの場合は楽天カードから楽天キャッシュを経由して、0.5%のポイントを得る「楽天キャッシュ決済」がおすすめです)
なので楽天証券で積み立てをするなら、楽天カードは絶対作っておきましょう。
楽天銀行と紐づけて、マネーブリッジで最大0.1%の金利を得る
楽天証券でつみたてNISAを始めたら、今度は楽天銀行とマネーブリッジで連携をしましょう。
マネーブリッジで連携をすると自動入出金(スイープ)が使えるようになり、楽天銀行の預金残高を楽天証券の残高として扱えるようになります。
この設定をすれば、楽天銀行の普通預金に年0.1%の優遇金利がつくんです(税引後0.079%)※。
※普通預金残高300万円以下の部分に限る。300万円を超える部分は年0.04%(税引後年0.031%)。
今の低金利の世の中では、銀行に預けてもほとんど利息はつきません。
三菱UFJや三井住友など、メガバンクの普通預金金利は0.001%。それと比べると、楽天銀行は100倍の金利がつきます。
たとえば300万円を1年間預けておくと、利息は2,370円になります(税引き後)。
これだけ金利がつく銀行はなかなかないですよね。
ポイント
- メガバンクの普通預金金利・・・0.001%
- 楽天銀行でマネーブリッジ連携・・・最大0.1%
さらにハッピープログラムにエントリーすれば、楽天証券での取り引きに応じて楽天ポイントが付与されます。
なのでこの楽天銀行の口座も、マネーマシンに組み入れましょう。
ポイント投資でSPUの+0.5倍も得る
楽天証券と楽天銀行の設定をすると、楽天カードやハッピープログラムでどんどん楽天ポイントが貯まります。
そしたら貯まったポイントで、さらにつみたてNISAを買いましょう。
楽天証券では楽天ポイントで株や投資信託を買うことができます。
これをポイント投資と言うのですが、このポイント投資を利用すればSPUの倍率が0.5倍上がります(月1回3万円以上のポイント投資が必要)。
SPUとはスーパーポイントアッププログラムの略で、楽天の各サービスを使うことで楽天市場のポイント倍率が上がるプログラムのことです。
SPUは通常だと1倍なのですが、楽天カードの利用で+2倍、楽天証券のポイント投資で+0.5倍、さらに楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定すれば+1倍になります(※特典進呈には上限や条件があります)。
このマネーマシンの仕組みでは、合計4.5倍まで引き上げられます。
SPUの倍率
- 楽天市場で買い物・・・1倍
- 楽天カードの利用・・・+2倍
- 楽天証券でポイント投資(月1回3万円以上)・・・+0.5倍
- 楽天銀行で楽天カードの引き落とし・・・+1倍
※特典進呈には上限や条件あり
この状態で楽天市場で買い物すると、100円につき4.5ptがつきます。これは大きい。
そのポイントをまた投資にまわして、するとまたポイントがついて、また投資に回して、グルグルグル・・・
これでマネーマシンの完成です。
資産が増えていく上にポイントまで増えていくという、まさに至極のマネーマシンが出来上がります。
まとめ
というわけで、楽天証券をベースにしたマネーマシンの作り方を解説してきました。
もう一度、図をお見せしておきます。
このやり方ならまとまった軍資金は必要ありませんし、面倒な銘柄選びも必要ありません。
毎月自動で積み立てるだけで、資産がどんどん積みあがっていきます。
最初の一歩は楽天証券の口座を開設することです。
ネットの手続きだけで済むので、5分もあれば開設できてしまいますよ。
そして、楽天カードをまだ持ってない人は、楽天カードも作っておきましょう。
楽天カードは年会費無料でポイントがどんどん貯まるので、普段使いに持っておいても損はないです。
さぁ、あとは実践するだけです。
マネーマシンができると生活に余裕が生まれますし、老後の不安もいくらか解消されるでしょう。
投資の初心者でも簡単にできるやり方ですので、ぜひ試してみてください。