先日、市の健康診断を受けてきました。
無職になると会社の健康診断を受ける機会がなくなりますからね。健康に不安を抱く人も多いのではないでしょうか。
僕も来年は40歳ですし。健康に気を遣う年頃です。
そんなときに自治体から健康診断の案内が届きました。
国民健康保険加入者なら、自治体の特定健診が受けられるんですよ。しかも、料金はかなりリーズナブル。
今回はそんな特定健診を受けてきたので、内容や料金をレポートしたいと思います。
特定健診の内容と料金
特定健診とはいわゆる「メタボ健診」のことで、「高齢者の医療の確保に関する法律」により実施が義務付づられています。
対象者は40歳~74歳の健康保険加入者で、1年に1回受けることができます。
無職で国民健康保険に加入している人は、時期になると案内が送られてきます。
実施時期は自治体ごとに異なるので、各自治体に確認してくださいね。
また、自治体によっては39歳未満の人が受けられる市民健診もあります。
僕の住む神戸市では、30歳~39歳が受けられる市民健診がありました。
特定健診の検査項目は以下の通りです。
- 計測(身長・体重、腹囲)
- 尿検査(尿蛋白・尿糖・尿潜血)
- 血圧測定
- 問診・診察
- 血液検査(脂質検査・代謝系検査・肝機能検査・腎機能)
これら基本検査をすべて受けて料金は300円!
おお!安いです! これまで高い保険料を払ってきたかいがありました(笑)。
さらに、追加のオプション検査も受けられます。こちらは有料のものもあります。
- 結核健診(胸部X線検査)・・・無料
- 骨粗しょう症検診・・・1,000円
- 貧血検査・・・300円
- 心電図検査・・・1,200円
- 眼底検査・・・1,000円
- B型・C型肝炎ウイルス検査(血液検査)・・・無料
ほぅ。会社の健康診断より充実してるなぁ。会社では骨粗しょう症検診や眼底検査は受けたことないし。
なので一通り申し込むことにしました。40歳だし、早期発見に越したことないしね。
また、がん検診も追加で申し込めます。
- 胃がん検診・・・600円
- 肺がん検診・・・1,000円
- 乳がん検診・・・2,000円(40歳代)、1,500円(50歳以上)
- 子宮頸がん検診・・・1,700円
- 大腸がん検診・・・500円
- 前立腺がん検診・・・1,000円
こちらもラインナップ充実。ただ、がん検診は40歳の誕生日に無料で受けられるそうなので、今回は申し込まないでおきました。
電話で予約すれば申し込みが完了します。
健康診断当日のレポート
健康診断当日は血液検査があるので朝ごはん抜きです。問診票を書いて検診会場へ。
会場はいわゆる市民センターみたいなところです。おっちゃん、おばちゃんたちがたくさんいます。40歳以上だから当然ですねw
この中では僕が最年少だー!
身長・体重、尿検査、血液検査と順々に受けていきます。このへんは会社の健康診断と同じですね。
眼底検査と骨粗しょう症検診は今回初めて体験しました。目の奥の血管で動脈硬化や糖尿病が分かるんですね。知らなかったなぁ。
最後はレントゲン車でレントゲンを撮って終了です。
受けた感想ですが「会社の健康診断よりしっかりしてるなぁ」と思いました。国のサービスと言えど、やっぱり国保はしっかりしてます。
アメリカのような健康保険のない国では、お金がないと健康診断も受けられないですからね。
なんだかんだ言っても日本の保険制度はすばらしいと実感しました。無職でも300円で健康診断が受けられるんですからw
健康診断の結果が返ってきた
数日たって健康診断の結果が返ってきました。
開いてみると……
要注意!
あちゃー。異常なしではなかったかー。
引っかかったのは肝機能、脂質、貧血検査。うーん、いろいろ引っかかってますw
肝機能は薬を飲んでたら引っかかることがありますからね。首痛の薬の影響が出たのかも。
脂質はLDLコレステロールが多い、と。悪玉コレステロールというやつですね。今まで引っかかったことなかったのになぁ。
貧血検査は赤血球数が多いとのことでした。昔は貧血気味だったんですけどねぇ。血管が年老いてきたということか……。
なんだか年齢を感じる結果でした。(;_;
食事は自炊でちゃんとしてるんだけど、運動を全くしてないのが問題ですよねぇ。
最近は筋肉の衰えをひしひしと感じます。階段昇っただけで足がつるしw
僕は食べても太らない体質だったんですが、最近はしっかり肉がつくようになってしまいました。しかも上半身ではなく、下半身ばかりにつきます。
明らかに代謝が落ちてます。満員電車も乗らなくなったので、体に負荷がかかることもなくなったし。
やばいです!運動しなければ!
僕は独立を目指してるので、人一倍健康に気を付けないとなぁ。からだを壊せは収入が途絶えちゃいますからね。
というわけで、無職の健康診断についてのレポートでした。