自宅に空き部屋や空きスペースはありませんか?
たとえば……
- 間取りが多くて持て余している一戸建て
- 賃貸に出しても入居者が見つからないアパート
- 子供が巣立って使わなくなった子供部屋
- 何も入れるものがない押し入れ・クローゼット
- 中身を断捨離して空っぽの倉庫・物置き
こういう部屋を放っておくのはもったいないですよね。
「この部屋を貸し出せたら収入になるのになぁ」と考えたことがあるんじゃないでしょうか。
今は民泊やレンタルスペースなど、個人が部屋を貸し出せるビジネスがたくさんあります。
うまく活用すれば、空き部屋が月数万円の不労所得に化けるかもしれませんよ。
とはいえ、人に貸し出すのって結構面倒です。借り手とのトラブルも不安ですし。
そこで、空き部屋活用ビジネスの中で、最も手掛けやすいものは何かを調べてみました。
それぞれのメリット・デメリットを踏まえながら、一番ラクで簡単な方法を教えます。
目次
空き部屋を活用する方法はたくさんあるけれど…
最近はメルカリに代表されるように、個人同士の取引が活況です。
中でも「シェアリングエコノミー」と言って、一つのものを複数人でシェアするサービスが流行っています。
個人同士のシェアサービスを使えば、あなたの部屋を貸し出して利益を上げることができるんです。
関連記事レンタル副業で稼ぐ!貸すだけで副収入が得られるサービス・アプリ7選
まず思いつくのが民泊とレンタルスペースです。
ただ、民泊についてはちょっとデメリットが多いんですよね…。
民泊は苦労のわりに儲からない!
民泊とは自分の家に旅行者を泊めて対価をもらうビジネスです。
空き部屋を活用するビジネスで真っ先に思いつく方法でしょう。
外国人観光客が急増しているし、政府も民泊推進のための法整備を進めています。
世界的な民泊の仲介サイトAirbnb(エアビーアンドビー)は日本でも知られるようになってきました。
しかし、民泊は苦労のわりに儲かりません。
たとえば一泊3,000円で月15日貸し出したとして、売上は45,000円。
そこから日用品や必要経費を差し引くと、利益はせいぜい月3~4万円でしょう。
人を泊めるのだからそれなりの設備もいりますし、安全にも気を遣わないといけません。
近所との騒音トラブルはたまにニュースになりますよね。
さらに、2018年6月に施行された住宅宿泊事業法(民泊新法)で、民泊を始めるには様々な制約が付きまとうようになりました。
苦労を考えると、月3~4万円の収入ではワリに合わないんじゃないでしょうか。
民泊はお金儲けというより、人との交流を楽しみたい人向けのホームステイのようなビジネスになっています。
「人と交流するのが楽しい!」という人向け。
「人と関わらずにラクに稼ぎたい」という人には向かないでしょう。
広い間取りならレンタルスペースがおすすめ
ある程度の広い間取りがあるのなら、レンタルスペースとして貸し出すという方法がおすすめです。
これは空いているスペースをイベントやパーティーなどで使ってもらうというもの。
最近ではレンタルスペースの仲介サイトもたくさんあります。
仲介サイトを使えば集客や宣伝のコストをかけることなく、借りたい人を集められるんです。
レンタルスペースの仲介サイトとして一番有名なのが「スペースマーケット」です。
スペースマーケットは仲介サイトの中でも掲載数ナンバーワン。
CMで目にしたことのある人も多いんじゃないでしょうか。
スペースマーケットでは空き部屋を1時間単位で貸し出すことができます。
空き部屋を貸したいときに貸したい料金で収益化ができるんです。
貸し出された空き部屋は、こんな用途で使われます。
- 自宅の誰もいない時間帯を使ってホームパーティー
- 使われていない古民家でコスプレ撮影会
- アパートの空室でプライベートジムを運営
- 駅近の空きスペースを貸し会議室に
- 飲食店の定休日にイベントパーティーを開催
最近は認知度が広がり、個人がレンタルスペースを借りる需要が増えているので、いろんな用途で使われています。
無料で集客できるのがメリット
スペースマーケットの掲載費は無料。宣伝費がいらないから無料で集客できるのがメリットです。
相互レビュー方式で信頼できる人か分かる仕組みがあり、変な人に貸し出してしまう心配もありません。
登録後はスタッフが集客や運営をサポートしてくれるし、万が一トラブルが発生したときは最大1億円を補償する保険もあるので安心です。
登録にもまったく手間がかかりませんので、使っていない部屋があるならとりあえずホスト登録しておくといいでしょう。
小部屋は物置きとして貸すのが簡単
もう一つ、空き部屋を活用するビジネスとして物置きとして貸し出すという方法があります。
いわゆるトランクルームとしてスペースを貸し出すんですね。
物置きだから人とかかわる必要もないし、押し入れなど狭いスペースでもOK。
荷物を置くだけだからノウハウもいらず、誰でも気軽に始められます。
個人が空き部屋を活用して収入を得るには、一番簡単な方法じゃないでしょうか。
これもスペースを貸したい人と借りたい人を仲介するサイトがあるんです。
それが物置きシェアサービスの「モノオク」です。
急成長中のサービスとしてTV番組「がっちりマンデー」でも取り上げられました。
スペースを貸したい人は「モノオク」にホストとして部屋の広さや貸出料を登録します。
借りたい人から申し込みがあると、メッセージで条件を確認し、双方が納得すれば契約成立となります。
荷物は借りる人が郵送してくるので、あなたは保管しておくだけ。荷物を置いてるだけで、毎月収入が入ってきます。
いくら稼げるのか?
「モノオク」でスペースを貸し出したとして、いったいいくらぐらいの収入になるのでしょうか?
6畳間と押し入れの貸し出し料金を調べてみました。
地域によって差はありますが、相場はだいたいこのような感じです。
6畳間 | 押し入れ | |
丸ごと | 月30,000円 | 月8,000円 |
2分の1 | 月15,000円 | 月5,000円 |
4分の1 | 月8,000円 | 月3,000円 |
たとえば6畳間を貸し出すと毎月3万円の収入になるのだから、結構オイシイと思いませんか!?
「こんな値段で借りる人いるの?」と思うかもしれませんが、実は屋内型のトランクルームってこれよりもっと高いんですよ。
【トランクルームの料金相場】
- 屋外型トランクルーム:2,000〜7,000円
- 屋内型トランクルーム:3,000~20,000円
この他に初期費用や更新費用がかかるところもあります。
それに、トランクルームは最大1畳のところが多いので、たくさんの荷物を置くには不向きなんですね。
「モノオク」なら1ヶ月という超短期でも契約できるので、一瞬だけ物を置きたい人には便利。
荷物が郵送できるのも、忙しい人にはありがたいです。
「モノオク」はこういうトランクルームでは満足できない人たちの需要を取り込めてるんです。
デメリットはあるのか?
ラクに稼げるといっても、デメリットがないわけではありません。
たとえば何か危険な荷物を預けられる可能性もありますからね。
ただ、「モノオク」では取引できない荷物をルールで定めているので、下記のような荷物は拒否できます。
危険物・生き物・生鮮食品・異臭のするものなどは取引できません。
荷物の内容はホストに必ず申告されるので、変なものが届く心配はないでしょう。
また、荷物には最大10万円の保証がつきます。
万が一壊れたとしても保険が効くし、利用者同士のトラブルはカスタマーセンターで相談ができます。
唯一のデメリットといえば、借り手が見つからない可能性があるということです。
しかし、ホストとして登録するのは無料ですし、借り手が見つからなくても費用が発生するわけではありません。
「モノオク」は契約が成立した場合のみ、料金の20%を徴収します。
なので、とりあえず登録して待ってるだけでもいいと思います。
登録は5分でできる
「モノオク」の登録は誰でも簡単にできます。
ホストとしての登録は無料。スペースの写真を撮って紹介文や料金目安を入力するだけなので、5分でできてしまいます。
面倒な手続きは一切必要ありません。
↑「モノオク」の登録画面
これで収入が入ったとしたら、しめたものですよね。
借り手との契約期間も自由に決められるので、もし長期契約してもらえたら毎月不労所得が入ることになります。
使わないスペースがあるのなら、とりあえず「モノオク」に登録しておくといいでしょう。
「スペースマーケット」や「モノオク」を使えば、空き部屋や空きスペースから収入を得ることは可能です。
このような空き部屋を活用するビジネスは、近年とても盛り上がっています。
ほかにも自宅の空き駐車場を貸し出せるサービスもありますので、↓こちらも参考にしてください。
何もしなくても収入が入る空き部屋活用ビジネスは、非常においしい収入源になります。
あなたの家の空き部屋や空きスペースも、ぜひ有効活用してくださいね。