フリーライターというと、なんとなくかっこいいイメージがありませんか?
昔は本や雑誌しかライターが書く場所はありませんでしたが、今ではWeb上にたくさんの媒体があり、ライターが活躍する場所は増えています。
中でもWebの記事を中心に書くWebライターは、副業として稼ぐのにも最適。
未経験や初心者でも空いた時間を利用して、自由に働くことができます。
では、Webライターになるにはどうすればいいのか? どこから仕事を取ってくればいいのか?
Webライターの仕事内容・収入・仕事の探し方などを解説します。
Webライターになるには
まず、Webライターという職業についてお話しますね。
一言でWebライターといっても、その働き方は2種類あります。
Webライターの種類
- 企業に所属して記事を書くライター
- フリーランスでさまざまな媒体の記事を書くライター
1の「企業に所属して記事を書くライター」は一般のサラリーマンと同じ会社員です。その企業に就職しないとなれません。
とはいえ、一般企業には実績がないと就職するのは難しいので、未経験の初心者がなるのは厳しいでしょう。
実際は2の「フリーランスでさまざまな媒体の記事を書くライター」を目指す人が多いと思います。
フリーランスなら無職やニートでもなれます。
多様な働き方が叫ばれている今では、サラリーマンが副業としてやったり、主婦のお小遣い稼ぎとしてもできます。
在宅ワークとして手掛けてもいいし、ノマドワーカーとしてカフェで仕事しても構いません。
副業から専業までいろんな働き方ができるのが、Webライターの魅力なんです。
仕事の探し方
フリーランスで働くといっても、どこから仕事を取ればいいのか分からない人は多いんじゃないでしょうか。
フリーランスのWebライターの多くは、クラウドソーシングから仕事を受注しています。
クラウドソーシングとは、仕事を通じて個人と個人を結びつけるサービスのことです。クラウドワークスやランサーズが有名です。
クラウドワークスやランサーズでは、Web媒体を作っているクライアントが、記事を書いてくれるライターを募集しています。
10分ほどでできる手軽な案件からしっかり打ち合わせをする案件まで、その種類はさまざま。
登録は無料なので、まずは登録してどんな仕事があるのか見てみるといいでしょう。
クラウドワークス
クラウドワークスはWebライター・ホームページ作成・ロゴデザインなど、あらゆる仕事を受注できる日本最大級のマッチングサイト。
大手企業から個人までたくさんのクライアントが利用しているので、どんなレベルの人でもマッチした案件が見つかります。
在宅ワークで稼ぐなら、まず一番に登録しておきたいサイトです。
ランサーズ
ランサーズは日本最大級のクラウドソーシング。専業で活躍するプロのWebライターが多く登録しているサイトです。
クラウドワークスと比べると高度な案件が多く、その分高い報酬が期待できます。
仕事として本気で取り組みたい人におすすめです。
仕事の内容
Webライターの仕事内容はさまざまです。企業がクライアントだったり、個人のアフィリエイターが発注していたり、依頼者も案件も多種多様です。
内容もコラム・商品の紹介・用語解説など、多岐に渡ります。
記事のジャンルも「住まい・暮らし」「金融・お金」「健康」「恋愛」「転職」などさまざま。
なので、誰でも自分に合った程よい案件が見つけられるでしょう。
実際にどのような案件があるのか、内容を紹介します。まずは簡単な案件をお見せしますね。
簡単な案件の例「住まい・暮らしに関する記事作成」
- 必須キーワード:「賃貸」を1回以上3回以下使用する
- 文字数:300文字以上
- 報酬:200円
最初は何を書いていいのか分からないかもしれませんが、慣れてくると300文字なら5分ほどで書けるようになります。
続いて高度な案件もお見せします。
高度な案件の例「格安SIMのキャリアを紹介する記事作成」
- 構成:「見出し文(そのキャリアを選ぶメリットなど)」「キャリアについて」「料金について」「メリット・デメリット」「まとめ」
- 文字数:3,000文字以上
- 報酬:3,000円
高度な案件になると取材や撮影が必要なものも出てきます。
クライアントの望む記事が書ければ継続的に発注してもらえたり、単価をアップしてもらえることもあります。
いずれにせよ誠意をもって仕事に臨むことが、仕事を取っていく秘訣です。
Webライターの収入
Webライターの収入は働き方によって変わります。
企業に所属するライターならサラリーマンとして給料をもらえますが、フリーランスならレベルによってピンキリです。
お小遣い稼ぎとしてなら月数千円程度、専業でプロとして働くなら年収300万円前後が目安です。
Webライターの仕事は案件によって報酬額が異なりますが、一般的に1文字1円が素人とプロの分かれ目と言われています。
ポイント
- 1文字1円以上の案件・・・プロ向けの案件
- 1文字1円以下の案件・・・素人向けの案件
なので、初心者は1文字1円以下の案件で数をこなして、慣れてきたら1文字1円以上の案件を引き受けていくといいでしょう。
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Webライターの将来性
Webライターは最初は報酬が安いですが、Webライティングの技術を積めば徐々に報酬は上がっていきます。
そのためには常に技術を磨いていくことが大事です。
特に検索エンジンで上位表示させるSEOを身に着けたライターは重宝されます。指名されるようになれば、こちらから単価交渉することも可能ですよ。
また、ライター業だけでなく自分のブログやメディアを作って稼ぐこともできます。
自分でアフィリエイトをすれば、ライターの収入だけでなく広告収入も入ってきます。
関連記事ブログ収入で生活する方法 5年以上実践した僕が真実を語る
Webライターは独立してフリーランスとしてもやっていける、将来性のある仕事だと思います。
空いた時間がある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。