「旅行に行きたいけどお金がない。なるべく安く旅行に行きたい」
そんなときに利用したいのが公共の宿。国や公共的な団体・自治体などが設立した宿泊施設です。
公共の宿は一般の旅館より安く宿泊できることで、昔から人気があります。
中には1泊3千円台という激安料金で宿泊できる施設もあります。
でも、最近は財政難や箱モノ行政への批判から、公共の宿の数はかなり減ってきました。
だからこそ、生き残っている宿には生き残っているだけの理由があるんです。
公共の宿にはどんなものがあるのか、公共の宿の現状と種類をお話します。安くて良い宿を見つける方法も教えますね。
公共の宿の現状
公共の宿は観光地や景勝地の便利な場所にあり、民間のホテルや旅館より格安料金で泊まれるので、昔から人気があります。
ところが昨今の財政難によって、多くの施設が民営化されたり閉鎖されたりしたんですね。
それでも生き残っている公共の宿はたくさんあります。
なぜ生き残っているかというと、人気があるからです。
人気があるということは、それだけサービスも充実していて価格が手ごろということなんですね。
昔から公共の宿は「穴場」でしたが、さらに淘汰されて「穴場中の穴場」になったといえるかもしれません。
僕も一度「かんぽの宿」に泊まったことがありますが、部屋もキレイで料理も美味しかったですよ。^^
厳選された施設しか残っていない今だからこそ、公共の宿はおすすめなんです!
公共の宿の種類
公共の宿は運営団体によって以下のような種類があります。それぞれどういう施設なのかを紹介します。
国民宿舎
国民宿舎は、温泉地や自然公園など自然環境の豊かな休養地に建てられた公共の宿です。
国民のレクリエーションと健康の増進をはかるために作られました。
公営のものと民間のものがあり、全国に67か所存在します(公営のもの)。
家族でも団体でも、誰でも気軽に利用することができます。
休暇村
休暇村は、日本の景色を代表する国立公園・国定公園などにあるリゾートホテルです。
全国に37か所(一般財団法人休暇村協会運営)あり、誰でも利用することができます。
海・山・温泉など、自然を楽しむアクティビティが豊富です。
ハイツ&いこいの村
ハイツ&いこいの村とは、雇用保険を財源に設置された総合福祉施設です。
宿泊施設のほかにテニスコート、プール、ゴルフ場などのスポーツ施設やレクリエーション施設を備えています。
会議室や結婚式場のある施設もあるので、旅行以外の目的でも利用できます。
全国に13か所あります。
かんぽの宿
以前は日本郵政公社が運営していましたが、今では民営化されて日本郵政株式会社が運営しています。
かんぽの宿は全国に39か所(一部休館中)あり、誰でも利用できます。
温泉施設やバリアフリーも行き届いており、料理もかなり本格的です。
ホームページも洗練されていて、民営化してサービスがよくなってる感じですね。
安くて良いプランの見つけ方
公共の宿は通常でも民間の宿より安いですが、旅行時期をずらせばさらに激安料金で泊まれます。
1泊3千円台という超激安プランもあるから、その安さに驚くんじゃないでしょうか。
どの公共の宿が人気かは、じゃらんの「公共の宿人気ランキング」を見れば分かります。
じゃらんの「公共の宿人気ランキング」では、地域ごとのランキングも見られます。
あなたの近くの観光スポットから、人気の宿を見つけてみてはいかがでしょう。
こういった箱モノ行政には批判も根強いですが、利用できるものは利用しておきたいですね。^^
うまく活用して、旅行やレジャーを安く楽しんでみましょう。
公共の宿は探すと意外な穴場が見つかりますよ。